動機
ベジタリアニズムは以下のような動機によって選択される。
肉食を否定する主張には大きく2種類あり、過剰な肉の摂取を戒める主張と肉食そのものを否定する主張がある。この2つを混同している傾向も見られ、これが議論をより混乱させる要素となっている。健康のためと称しながらも、突き詰めれば別の理由に立脚している場合もある。ベジタリアニズムが単純な理由に拠らない活動であることにも絡んで、その各々の信奉者・実践者によって主張・様式もまちまちである。
[編集] 宗教・思想
インドは殺生戒(アヒンサー)思想の発祥地であり、遅くとも2千年以上前から菜食を奨励する宗派が存在した。インドの不殺生における間接殺の回避は、ジャイナ教のように耕す際に虫が死ぬ農業や火中に虫が飛んで入ることを回避するため火をたいて料理することも拒否することに加え、植物の殺生を避けるため球根類の野菜を食べることも回避するなど、肉食だけを避けるというものではない。
現在インド発祥の宗教で、一般に言う菜食主義を奨励しているのは、肉食は避けるが乳製品はよしとするヒンドゥー教、動物・植物の殺生だけでなく無生物の破壊も含めてできるだけ回避するように努めるジャイナ教が代表的である。
一方で仏教では、自らの手で殺生をすることは禁じられているが、そうでないものを食べる部派もある。
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